Arterial Stiffness 動脈壁の硬化と老化

主要文献

文献ナンバー No.22-(10)

Martin JS, Borges AR, Christy JB 4th, Beck DT.. Considerations for SphygmoCor radial artery pulse wave analysis: side selection and peripheral arterial blood pressure calibration.Hypertens Res. 2015 Oct;38(10):675-83.
◆SphygmoCorの橈骨動脈脈波分析のための考慮点:トノメトリー施行側の選択と末梢動脈血圧較正の仕方◆
【目的】末梢血圧(PBP)較正がトノメトリー施行の前か後か、較正がトノメトリーと同側か対側か、およびトノメトリーの施行が右腕か左腕かの違いについて、SphygmoCor 波形解析(PWA)のパラメータ変化を検討する。【方法】上記の3つの状態について、34名の被験者(21.9±2.3歳)で橈骨動脈トノメトリーを施行した。2名の術者により両側のトノメトリーを記録した。【結果】PBP測定の前後に得られたPWAパラメータで、同一の腕の中での差異は右の腕(大動脈収縮期血圧の差が0.38±0.64mmHg)だけで観察された。同時計測の両側PWA変数は同側の腕と同等のPBPの値で較正されるとき、それぞれ転帰変数の88%(14/16)と56%(9/16)で差異を示した。さらに、右腕は、PWA変数が連続して低い値を示した(増大係数で−2.79%)。しかしながら、参加者の26%(n=9)に臨床的な両側の有意差(>10mmHg)が認められた。【結論】右橈骨動脈のSphygmoCor PWAは大きな変動性を示している。さらに、両側のPBP測定は、両側で有意差が存在する可能性がある被験者を同定するために避けられない。
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