Arterial Stiffness 動脈壁の硬化と老化

主要文献

文献ナンバー No.22-(12)

Wallbach M, Lehnig LY, Schroer C, Helms HJ, Lüders S, Patschan D, Patschan S, Müller GA, Wachter R, Koziolek MJ.. Effects of baroreflex activation therapy on arterial stiffness and central hemodynamics in patients with resistant hypertension.J Hypertens. 2015 Jan;33(1):181-6.
◆治療抵抗性高血圧患者における動脈スティフネスおよび中心血行動態に及ぼす圧受容器反射活性化治療の効果◆
【目的】圧受容器反射活性化治療(baroreflex activation therapy;BRAT)の中心血行動態への効果を検討する。【方法】25例の治療抵抗性高血圧患者において試験開始時とBRAT6カ月後に、橈骨動脈トノメトリー圧測定法と脈波分析を施行し各指標を比較した。【結果】BRAT6カ月後に中心大動脈の平均血圧は109.7±20.5mmHgから97.4±18.8mmHg、脈圧は62.9±18.6mmHgから55.2±16.0mmHg(どちらもp<0.01)へ低下した。大動脈増大血圧と心拍数75/分で補正された増大係数(AI75)は、それぞれ4.3±7.9mmHg(p=0.01)、3.5±6.8%(p=0.02)と有意に減少した。さらに、脈波速度はBRAT6カ月後に10.3±2.6m/secから8.6±1.3m/secと有意に減少した(p<0.01)。収縮期血圧の時間積分は有意に減少した(p=0.03)が、心内膜下生存力率は不変のままだった。【結論】圧受容器反射活性化治療は治療抵抗性高血圧患者において中心血圧、AI75および脈波速度を低下させた。これは心血管リスクを低下させる高い可能性を示唆している。
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