Arterial Stiffness 動脈壁の硬化と老化

主要文献

文献ナンバー No.22-(4)

Nichols WW, Denardo SJ, Davidson JB, Huo T, Bairey Merz CN, Pepine CJ.. Association of aortic stiffness and wave reflections with coronary flow reserve in women without obstructive coronary artery disease: An ancillary study from the National Heart, Lung, and Blood Institute-sponsored Women's Ischemia Syndrome Evaluation (WISE).Am Heart J. 2015 Dec;170(6):1243-54.
◆閉塞性冠動脈疾患のない女性における冠動脈血流予備能と大動脈スティフネスおよび波反射の関連について: WISE研究◆
大動脈スティフネスの増加と冠動脈血流予備能(CFR)の低下は、それぞれ独立して有害な転帰を予測するが、閉塞性冠動脈疾患(CAD)のない被験者での情報は限られているので検討する。【方法】閉塞性CAD がなく心筋虚血の症状と徴候のある50人の女性(53 ±11歳)に対してCFR、大動脈脈波速度(aPWV)および中心血圧の推定を行った。【結果】全体として、CFR(平均2 .61 ±0 .47)はaPWV(r =−0 .51)、脈波増幅(r = 0 .45)、増大血圧(r =−0 .48)、増大係数(AIx、r=−0 .44)、大動脈収縮期圧(r =−0.49)、左心室の無効エネルギー(LVEw、r=−0.47)(すべてp < 0 .001)、収縮期圧・時間インデックス(r =−0.37、p<0.008)と血圧脈拍プロダクト(r=−0.29、p<0.04)と有意に相関していた。aPWVを含む複数の回帰モデルで、CFRはaPWV(p<0.008)と大動脈収縮期圧(p<0.01)と有意に相関していた。【結論】症状はあるが閉塞性のCADのない女性において、CFRは大動脈収縮期圧と大動脈スティフネスの指標に逆比例していた。
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