Arterial Stiffness 動脈壁の硬化と老化

主要文献

文献ナンバー No.22-(5)

Milazzo V, Maule S, Di Stefano C, Tosello F, Totaro S, Veglio F, Milan A.. Cardiac Organ Damage and Arterial Stiffness in Autonomic Failure: Comparison With Essential Hypertension.Hypertension. 2015 Dec;66(6):1168-75.
◆自律神経障害における心臓臓器障害と動脈スティフネス:本態性高血圧との比較◆
自律神経障害(autonomic failure;AF)は、起立性低血圧、仰臥位高血圧と血圧変動性亢進によって特徴づけられる。【目的】AF患者と類似の24時間血圧をもつ(本態性高血圧)EH患者と健常対照者を比較して、AF患者の標的臓器障害決定因子を評価する。【方法】27例の原発性AF患者について、経胸壁心エコー、頸動脈−大腿動脈間脈波速度、中心血行動態と24時間の携帯型血圧計を施行した(平均年齢:65 .7 ±11 .2歳)。年齢、性と24時間血圧計で平均血圧の一致した27 人のEH 患者と同数の健常者を比較した。【結果】AFとEHの左室重量(101.6±33.3対97.7±28.1g/m(2 p=0.59))と頸動脈−大腿動脈間脈波速度(9.3±1.8対9.2±3.0m/s(p=0.93))は健常者(p<0.01)より有意に高かった。EHと比較して、AF患者は増大係数(31 .0 ±7 .6 % 対26 .1 ±9 .2 %(p = 0 .04))と中心血圧が高かった。【結論】夜間収縮期血圧と24時間収縮期血圧は、血圧変動性から独立して、臓器障害を予測した。AF患者はEHと同じレベルの平均血圧で高血圧性心疾患の発症と動脈スティフネスの増加が大きかった。
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