Arterial Stiffness 動脈壁の硬化と老化

主要文献

文献ナンバー No.23-(2)

Omboni S, Posokhov IN, Kotovskaya YV, Protogerou AD, Blacher J. Twenty-Four-Hour Ambulatory Pulse Wave Analysis in Hypertension Management: Current Evidence and Perspectives.Curr Hypertens Rep. 2016 Oct;18(10):72.
◆高血圧診療における24時間自由行動下脈波分析―現時点の証拠と展望−◆
脈波速度(PWV)、中心動脈圧(CAP)、増大圧係数(AI)など脈波分析(PWA)から得られる血管バイオマーカーの予測能は、さまざまな患者集団で報告されている。これらに基づき、いくつかの学会は臨床的ガイドラインにおいて適切な推奨を行っている。検査者のスキルによらない技術の発達により、自由行動下の24時間血管バイオマーカーの評価が可能となった。今や24時間自由行動下PWAの正確さと再現性が満足できる程度になったので、日常生活における血管バイオマーカーを評価する道具を手にすることができるようになった。この方法は、より早期に心血管リスクのスクリーニングを改善するかもしれない。しかし、現時点では24 時間PWA を臨床的にルーチンに実施する根拠となるデータは得られていない。特に、24 時間PWV、CAP、AI の予測能が、通常の末梢動脈圧以上のものを提供することを示す長期アウトカム試験が必須である。さらに、多くの技術的、臨床的疑問に答えねばならない。この点、VASOTENS Registry研究は、この疑問に答えるべく、全世界の多数の高血圧患者を対象として最近開始された。
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