Arterial Stiffness 動脈壁の硬化と老化

主要文献

文献ナンバー No.23-(3)

Petersen KS, Clifton PM, Lister N, Keogh JB. Effect of weight loss induced by energy restriction on measures of arterial compliance: A systematic review and meta-analysis.Atherosclerosis. 2016 Apr;247:7-20.
◆カロリー制限による減量が動脈コンプライアンスに与える影響―体系的レビューとメタ解析―◆
運動、抗肥満薬、肥満手術の有無別にカロリー制限による減量が動脈スティフネスとコンプライアンスに与える影響についての体系的レビューとメタ解析を行った。すなわち、過去の減量介入試験を無作為化の有無に関わらず、PubMedなどから拾い上げた。その際、アウトカムとして着目したのは、CAVI やβ stiffness index、上腕動脈や頸動脈コンプライアンスなどの圧―面積・直径関係、それにAI など末梢脈波分析から得られる指標、さらに脈圧などの諸指標である。トータルで43論文(4,231人)が収集された。標準化された平均値の差が減量前後あるいは群間で有意だったのは、CAVI、β -stiffness index、動脈コンプライアンス・伸展性、distal oscillatorycompliance、proximal capacitive compliance、systemic arterial compliance、reflection timeであり、AI、脈圧などは減量によって変化しなかった。カロリー制限による減量は、動脈のコンプライアンスやスティフネス指標のいくつかを改善した。
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